子供のトンコリ作成、その後。①
子供がトンコリ制作に着手して数日後、製作者の子供が腕を骨折した。
一度治療終了した後に同じ場所を再骨折。
新型コロナによるサージカルマスクの品薄、高騰。
今まで木工作業する時、呼吸器を保護するためにサージカルマスクをバンバン取り替えながら作業していたのでこれは痛い。
そんなそんなで丸一年ほど制作停止していた。
制作を再開する。と子供が宣言
ハラハラしながら指導、監督を再開することになった。
胴体の空洞をくり抜く。
今回は電動ドリルの刃に彫る深さを白いマニキュアでマーキングしてから蜂の巣状に穴開けしてから彫刻刀で彫った。
子供がトンコリに入れた魂は薄緑色のビー玉
見えなくなる部分なのと、「和琴の内部構造はツルツルではなく意図的に凸凹を付けて音を反響させている」と知ったので
掘り下げたあと、ビー玉の転がり始めだけ滑らかになるよう上下端だけ整えて後は荒いまま
木工用接着剤をたっぷり付けて蓋をした後、ひっくり返して2日安置した。
蓋の幅が本体からはみ出ているので作業しやすいようにカンナで削り落とした